2007年03月26日
初午(はつうま)まつり
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25日は旧暦で2月7日(午の日)で、旧暦の2月のはじめてくる午の日を初午(はつうま)といいます。
全国で稲荷社の本社である京都の伏見稲荷神社の神が降りた日が和銅4年のこの日であったとされ、全国で稲荷社を祀るようになりました。
初午は、その年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものである。4月初めの巳の日の菜の花祭りの夜と初午のいづれかに雨が降らないと火に祟られるとか、初午の早い年は火事が多いとかいう俗信もある。
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グージーの桂の杜でも旧暦で初午まつりを行っています。 以降続きを読むへ
稲荷さんのほこらです。
お神楽も奉納します。
神楽歌
注連(しめ)ひけば ここもたかまがはらよ あつまりたまえよ よろず代の神
いなりやま とりてみればおもしろや いつもみ神楽 たいせんの音
日本の文化はもともと農耕文化であり、春のおとづれと共に農作業が始まるのがこの旧暦の初午の時期になるのです。稲荷神社が商売繁盛や農耕の神様といわれるのは、古くからの日本の産業体系の中で大事にされてきたことなのです。
今では農耕文化そのものが、日本の中から抹殺されようとしている・・・そういってもおかしくないくらい食料の自給率は下がり、そのうち安くで輸入された食物だけになってしまう・・・これが安定供給されれば良いが、異常気象や干ばつなどで輸入がストップされたら?
桂の杜には山の斜面に、棚田があり畑があり米や野菜などを自給しています。
明治以降になって、祖先が山を切り開き谷から石を運んで石垣をつき、すべて人力で開墾した僅かな農地を大事に受け継いでいます。
それはまた子や孫に引き継いでもらいたいが為に、そして初午まつりやお神楽も!
Posted by グージー at 20:56
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